愛語の力
嶋野榮道 著

1964(昭和39)年の大晦日、ひとりの禅僧がニューヨークに降り立った。
三度の食事にも困り、就職も考えた。その時、師匠の言葉が甦った。「もし本当に法のために心身を捧げるなら、法のほうからやってくる」。
毎朝四時に起床。読経と掃除を欠かさず行った。はからずして人が集まり、お金に困ることはなくなった。素晴らしい人たちとの出会いもあった。かつて、「ハドソン川の水が澄んでも、アメリカに禅寺が建つことはないだろう」と言われたが、いま、ニューヨークには二つの禅寺が建っている。
お寺の生まれでもない少年が僧になり、ニューヨークに禅を広めた。その波瀾万丈の半生と、日本人へのメッセージを綴った、待望の処女作である。
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『愛語の力』 読者レビュー (1件)
嶋野栄道さんの記事を2007年4月号の『致知』で拝読していたので、この書籍を読んで自分も人生に覚悟を持つことの重要性を再認識させていただきました。致知ファン必読の良書と思います。