天翔ける日本武尊(上巻)
神渡良平 著

私たちが知っている日本武尊は、武力にすぐれた、古代伝説上の英雄である。
しかし、本書では、双子の弟として生まれてきた宿命、次期天皇と期待されて厳しく育てられた環境から、「愛されたい」という欲求を人一倍強く持った人物として描かれている。その姿は頼りないと思えるほどだ。
それが、熊襲征伐、弟橘姫との出逢い、伊勢神宮で天の叢雲剣の拝領、東国平定を経て、一人の男として精神的に成長していく。最後、武尊は天皇になることなく命を落とすが、魂が白い鳥となり、天高く飛んでいく姿に、王者の気品さえ感じられる。
本書は、著者が取材と執筆に二年半以上も費やし、伝説を大胆な解釈のもとに再構築した、一大スペクタクルである。
最新刊『天翔ける日本武尊』(上・下巻)の著者
神渡良平氏が、最新作に込めた思いを語ってくださいました。
神話世界の英雄・ヤマトタケルの生涯を描くことを通して
現代の日本人に伝えたかったメッセージとはなんだったのでしょうか。
是非、著者の神渡良平氏からのメッセージをお聴きください!
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