私の「言志四録」
小島直記 著

「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め」(『言志晩録』十三条)――伝記作家の小島氏が、『言志四録』の中でとりわけ好まれるフレーズであるが、本書の中にも書かれているように、誰のどんな作品・言葉を好むかは、その人の「信条表明」にあたる。
本書は、落ち葉の舞うヨーロッパの晩秋を、妻そして愛読書『言志四録』のみ伴い旅をした作者の「生と死」を見つめた思索の結晶である。
十一月十日、ロンドンの朝に始まり、ドイツ、イタリア、フランスと巡る風景の中に、『言志四録』の断章が織り込まれていく。
定年退職を機に、人生を見つめ直したい、晩年の生き方を考えたいという人たちには特に、本書をお薦めしたい。
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定価:1470円(税込) » Amazonで購入 » 7&Yで購入 » e-honで購入
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