人生を癒す 百歳の禅語
松原泰道 著

禅は難解な言葉や崇高な思想から、興味があっても敷居が高く思われがちである。
本書は、現役で活躍する百歳の禅僧が、豊富な人生経験に基づき禅語についてやさしく語り下ろしたもの。「心頭(しんとう)を滅却(めっきゃく)すれば、火自ら涼し」「一期一会」等の言葉を、井伊直弼や幸田露伴などの事例を織りまぜながら、わかりやすく解説している。
「『柳緑(やなぎはみどり)花紅(はなはくれない)』――柳は青々として花は紅くなっていく。そういう何事も不思議のない当たり前のものの中から『真・善・美』といった真理を汲みとって見ていくことができるのです」と著者は語る。
禅になじみのない人も本書を読むことで自然と禅の極意に触れ、仕事や人生にその教えを生かすことができる。普遍の真理に気づかせてくれる一冊。
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