西郷隆盛人間学
神渡良平 著

幼少から西郷隆盛に馴れ親しんできた著者。「西郷隆盛は私に日本民族の理想は何なのかを教えてくれた」と語る。
西郷隆盛の名を知らない人はおそらくいない。しかし、その崇高な哲学を理解している人はそれほど多くないだろう。西郷は真心(まごころ)の人であり詩人であった。そして自分が真実であるかどうかを常に自問自答し、自己修養に努めた。
「敬天(けいてん)愛人(あいじん)」―天の理は存在し、生を充実させるにはそれを実践することである。そして天が人々を平等に愛してくれるように、自らも他人を愛さなければならない。西郷が好んで使い、その人物像をよく表現している言葉である。
本書は西郷の遺した言葉とともに、思索と行動をたどる。人生の切り開き方を学ぶことが出来る一冊。
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