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己を修め人を治める道―「大学」を味読する

伊與田 覺 著

己を修め人を治める道

中国古典「四書五経」の一つである『大学』は、古来、優れた人物になるための必読書であり、「大人」になるための心得が説かれている。
 本書は、その『大学』について解説した講話録。安岡正篤師の高弟にして、八十余年も古典を学び続けた著者の言葉によって、古の教えが身近に感じられるようになる。
「『大学』の内容は、自己自身をますます修めていくとともに、他にも良い影響を及ぼすことができるように学んでいくことであって、いわゆる『修己治人の学』を大学というのです」
 古来、人に長たる者の必読書であった古典の名著が、やさしく読み解かれているので、皆様にぜひ読んでいただきたい一冊。
 また、全文掲載された『大学』の読み下し文は、素読に活用できる。


(目次より抜粋)
第一講 人間の本を養うーー『大学』を学ぶ意義
 本を読むとは自分の意見を持つこと
 人間学と時務学 
 大学とは「修己治人の学」
 天地を結ぶ「天」というもの
 孔子の生涯 
 人生百歳時代の生き方
 素読のすすめ

第二講 大人の学ーー『大学』三綱領の意味するもの
 孔子の教えをひたすら実践した曾子
 中江藤樹や二宮尊徳を感奮させた『大学』
 明徳を曇らせる我・私
 道徳と経済は一致する
 天から直接学んでいた松下幸之助

第三講 知行合一ーー自己を正すための八条目
 仁とは「二人の間に通じる心」
 「知る」と「行う」は一つ
 心の内は感情となって外に現れる
 実践の段階をしめす八条目
 教育勅語に込められた『大学』の教え

第四講 「親しむ」ことからすべてが生じる
 古典を引用して根拠を示す
 維新と革命
 「親」から「新」が生まれる
 「親しむ」という心情が本になる
 人としてわきまえるべき基準を学ぶ

第五講 「良知」という鏡で心を照らす
 一度会うと忘れられない人
 「慎独」は立派な人間になる基本となる
 人間の四耐
 立派な人を見て我が行いを顧みる
 見えない心を見る良心という鏡

第六講 徳は本なり、財は末なり
 「徳」と「財」の意味するところ
 一隅を照らす
 人の上に立つべき人物の条件
 物を得る大道にある二原則
 利の本は義にある

定価:1890円(税込)  » Amazonで購入   » 7&Yで購入   » e-honで購入

   

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『己を修め人を治める道―「大学」を味読する』 読者レビュー (1件)

投稿者:大木 (2008年08月29日 22:12)

この本は将来、日本の宝となることでしょう。致知出版社で主催された伊與田先生の大学講座を全て収録したこの著書を手に入れて私はそう実感した。購入してひと月が経つが、今までこのような本に出会ってことがない。『大学』という古典を本当に深く己を磨くために学ぶ、日本の青年を増やす使命感がこの本を読んだ後には滾ってくる。伊與田先生の『「大学」を素読する』を購入した方は、より大学を深く味わい、自分という華を咲かせる糧にしていただきたい。ぜひ、一家に一冊!

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