あなたの夢はなんですか? 私の夢は大人になるまで生きることです。
2007年08月20日(月曜日)
2007年08月21日(火曜日)
きょう一日を生きることさえ困難な人々に出会ったとき、なんとかしなければと心の底から思いました。私一人が何かをしても、現実は少しも変わらない。そんなことはよくわかっています。
それでも、見てしまった以上、自分にできることはやっていこうと心に決めて行動することにしたのです。崇高なるボランティア精神があるわけではありません。ただ多くの悲しみに出会い、心を動かされただけなのです。
プロローグより
2007年08月22日(水曜日)
そのうちに日本の子どもたちにアジアの貧困地域の子どもたちの現状を伝えることがとても大事な教育になることに気づきました。カンボジアやモンゴルなど、開発途上国の貧しさの中でも一生懸命に生きている子どもたちの姿を、日本の子どもたちに知らせることで、真剣に生きることの大切さを伝えることができるのではないかと思ったのです。
プロローグより
2007年08月23日(木曜日)
「あなたの夢はなんですか?」少女はニコニコしながら答えました。「私の夢は大人になるまで生きることです」
この答えを聞いて、グッと胸にきました。笑顔だったから、よけいにこたえました。大人になるまで生きるなんて当然のことだ、と思っていました。そんな当たり前のことが夢だと聞いて、愕然としてしまったのです。
第一章「ゴミの山で一生懸命に生きる子どもたち」より
2007年08月24日(金曜日)
一方に、物があふれ、食べ物さえも粗末に扱い、ありがたさを知らない豊かな国があるかと思えば、もう一方には一日中ゴミの中で働いている子どもがいる。一度もお腹いっぱい食べたことがなく、いつも死と隣り合わせで生きている子どもたちがいる。
第三章「スラム街に学校をつくる」より
2007年08月25日(土曜日)
お金も何もないから心も貧しいと思うのは大間違いです。人間としての優しさや生きる力のたくましさ、人を愛する心は、貧しさの中で生きている子どもたちの方が深くて大きいとさえ思うことがあります。
第四章「僕たちはマンホールの中で生きている」より
2007年08月26日(日曜日)
一生懸命生きる人じゃないと、本当の命の尊さはわかりません。真剣に生きる人じゃないと、人の痛みや悲しみは伝わってこないと思うのです。誰かのため、人のためではなく、自分自身が懸命に生きる。それが私たちにできる一番大事なボランティアなのです。
エピローグより







