修養こそ人生をひらく
2008年02月11日(月曜日)
先週ご紹介させていただいた『論語』も含まれる 「備えあれば患(うれ)えなし」など |
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2008年02月12日(火曜日)
四書五経は、外国書に対する好奇心に基づいて学ばれたのではない。
広く世界に共通する人間の生きる道を学ぶための教科書(テキスト)であった。
その意味で四書五経は、近世期に至る長い期間、
日本人の血となり肉となった学問の源泉である。
【「まえがき」より】
2008年02月13日(水曜日)
「中庸(ちゅうよう)の徳たるや、其(そ)れ至れるかな」【論語】
(谷沢) 中庸というのは本の題にもなりましたが、これは孔子の基本イデオロギーです。
要するに、ほどほど加減に、ということですね。
どんなにいいことであってもあまり極端であるのはよろしくないし、
逆に足りないこともよろしくない。
加減するということは、人間関係を調節する上においても一番の心得事だと思います
2008年02月14日(木曜日)
一日二日に万幾あり【書経】
渡部 四書五経には日常生活、習慣の重要なることがいろいろと述べられていますね。
たとえば『書経』にある「一日(いちじつ)二日(にじつ)に万幾あり」というのもその一つですが、これはいい言葉だと思います。一日二日といった普通の日にもチャンスは百も万もあるということですね。これはぼんやり過ごす人とチャンスを捕まえる人の違いを言っています。
2008年02月15日(金曜日)
天の時は地の利に如(し)かず。地の利は人の和に如かず【孟子】
谷沢 これは孟子の中心哲学ですね。
やっぱり人の和というのはつくるものですな。
私が見てきた中でも、人からかわいがってもらったり
尊敬されるのは当然だと思ってる人がいっぱいいました。
しかし、自分から進んで人の和をつくっていくという精神がなければ、
天の時も地の利も関係ありませんね。
2008年02月16日(土曜日)
我が生を観て進退す【易経】
渡部 『易経』の「我が生を観て進退す」という言葉にある[生]というのは、自分の置かれた状況とか身分とかもろもろを言うようです。要するに、自らに鑑みて身分不相応なことをするな、という教訓ですな。
2008年02月17日(日曜日)
谷沢 人間社会でどう生きていったら一番うまくいけるかということを、功利主義ではなくて、日本人は考えた。だから四書五経は人間社会の生存方法とも言えるかもしれません。
渡部 人間通、政治通になるための材料ですね。
谷沢 そういうことです。







