愛語の力
2008年02月18日(月曜日)
昭和39年、ひとりの禅僧が禅を広めるためにニューヨークに降り立ちました。所持金はわずか5ドル。 |
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2008年02月19日(火曜日)
道元禅師のお言葉があります。
「面(むか)ひて愛語を聞くは面を喜ばしめ、心を楽しくす。面はずして愛語を聞くは肝に銘じ、魂に銘ず。愛語能(よ)く廻天(かいてん)の力あることを学すべきなり」
厳しい言葉、深い言葉は人間の運命を変えるほど強い力を持っているという意味です。
2008年02月20日(水曜日)
「五十よりも六十だぞ。六十よりも七十だぞ。七十よりも八十だ。八十よりも九十だ。九十よりも死んでからだぞ」
(山本玄峰老師)
2008年02月21日(木曜日)
いろいろな思いが駆け巡りましたが、結局私は「仏法東漸」という言葉を見つけたときに感じた自分の気持ちに賭けることにしました。そして、身も心も惜しまず、法のためにやろうという決意が定まりました。アメリカ大陸に仏法を伝え、広げていくという見果てぬ夢を見ることにしたのです。
2008年02月22日(金曜日)
とにかく一所懸命やってみようと心を決めました。誰もいないとか、誰も見ていないとか、そんなことは関係ないのだと自分に言い聞かせました。
2008年02月23日(土曜日)
確かに一人でアメリカにやって来て、汗も涙も流し尽くしました。今でも言葉の問題、文化の問題で苦労しています。あの個性の強いアメリカ人の間で、なんでこんなことをやっているのかなと思うこともあります。あのまま日本にいたら楽な生活ができただろうなと思うこともありますが、そういうことに対して後悔はまったくしていません。
それどころか、坊さんらしく坐禅を続けてくることができてよかったと思いますし、こんなに充実した、意義ある人生を送らせていただいたことに対しては感謝あるばかりです。
2008年02月24日(日曜日)
私がお伝えしたかったことは、一心、一念、わが道を歩み続ければ道は自ずから開けてくるものだ、ということです。一筋の太陽光線に感動し、一滴の水の有難さに心を震わせる、瑞々しい心を保ち持つ努力こそ二十一世紀に生きる人間の原点ではないでしょうか。







