致知BOOK WEB > 今週の一冊 > 青年の大成

青年の大成

2008年03月24日(月曜日)

現代の社会は混乱のなかにあり、
特に若年層による悲惨で不可解な
事件が頻発しています。

その若者たちが
取り組んでいかなければならないテーマ
「人生をどのようにしてに生きていくべきか」。

この大切なテーマについて、
歴代首相の指南役と言われる安岡正篤師が、
本書で具体的に述べられています。

また、かみ砕いて書かれているため、
若い人たちに限らず、
安岡師の思想・信念への
入門書として最適です。

それでは今週は、安岡師が
「人生の大則」について説いた
一冊をご紹介します。

青年の大成

2008年03月25日(火曜日)

本書の中で
安岡先生が力を込めて訴え、
求めているものは、
青年たちの人間としての
内面的充実に尽きる、
とういうことができましょう。
(中略)
さまざまな人物像を
豊富に引用しての具体的な
解説であるだけに、胸に響き、
心にしみてくるものがあります」
(新井正明「はじめに」より)

2008年03月26日(水曜日)

「青年の大成とは、
失われた自己を回復するために
自分自身を省みることから始めないと、
いつまでたっても小器小成の
人にしかなれない」
(安岡正泰「あとがき」より)

2008年03月27日(木曜日)

現代人の一般的缺陥(けっかん)は、
あまりに雑書を読み、雑学になって、
愛読書、座右の書、私淑する人などを持たない。
一様に雑駁(ざっぱく)・横着(おうちゃく)
になっている。
自由だ、民主だということを誤解して、
己をもって足れリとして、
人に心から学ぼうとしない。
これは大成するのに、
もっとも禁物であります。
(本文「愛読書・座右書」より)

2008年03月28日(金曜日)

人間たることにおいて、
何が最も大切であるか。
これをなくしたら人間では無くなる、
というものは何か。
これはやっぱり徳だ、徳性だ。
徳性さえあれば、才智・芸能はいらない。
否、いらないのじゃない、徳性さえあれば、
それらしき才智・芸能は必ずできる。
(本文「人間の本質と属性」より)

2008年03月29日(土曜日)

人間はできるだけ早いうちに、
できるだけ若いあいだに、
自分の心に理想の情熱を
喚起するような人物を持たない、
理想像を持たない、
私淑する人物を持たないのと
持つのでは大きな違いです。
(本文「青年と理想像」より)

2008年03月30日(日曜日)

活動して腹が減れば、
食欲が出るのと同じで、
多忙になると、
却(かえ)って求道(ぐどう)心が
旺盛になり、
頭が働くものです。
多忙、大いによろしい。
多忙で勉強できないというようなことは、
決して真剣な学問・求道・大成に
必要ありません。
(本文「忙しくてはだめか」より)

 
今月の月刊致知
9月号特集
「変化し、成長する」

●対談 変化・成長する人の極意 [脳と心の鍛え方] 茂木健一郎(脳科学者) &塩沼亮潤(慈眼寺住職)

詳細はこちら